2012年3月20日更新
3月11日、あの大震災と原発事故から1年が経ちました。
改めて被災された方に心からお見舞いを申し上げます。
17日、日本ジャーナリスト会議3月集会が行われ、そのなかで、NHKのETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図』の
ディレクターの七澤潔さんが「人間の記憶の半減期のほうが短い」と発言されていたことが突き刺さりました。
心してシネ・フロントの編集をしていきたいと思います。
シネ・フロント第381号、2月20日に発行しました。
昨年の福島第一原発事故をうけて、いち早く原発からの撤退・自然エネルギーへの転換を決めたドイツ。
その大きな力となったドキュメンタリー映画『第4の革命』のフェヒナー監督と、『地球を活かす』を当社から発行し、
全国で講演活動をすすめる伊藤千尋さんの対談を掲載。また、311後と自作『ミツバチの羽音と地球の回転』について、
改めて鎌仲監督にインタビューしています。
次号は4月上旬に発行の予定です。
原発の原料となるウランの採掘問題を扱ったドキュメンタリー映画『イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーというウソ』など、
次号も原発関係の作品の特集を組みます。前号で掲載できなかった、日本で反原発のたたかいをつづけてきた人たち、
福島の人たちの原稿、インタビューを掲載する予定です。
伊藤千尋さんの「新春講演会」、大成功!
1月7日、ほんとうに新年早々でしたが、伊藤千尋さんの新春講演会を開催しました。
ほんとうにたくさんの方が駈けつけてくださって、会場がいっぱいになりました。
参加してくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。
シネ・フロント創刊以来の、はじめての講演会の開催でいろいろ不手際もありましたが、
伊藤さんのほんとうに熱い、目からウロコが落ちるような思いになるお話を聞き、2012年のいいスタートを切ることができました。
伊藤さん、お手伝いしてくださったみなさん、ありがとうございました。
これからも楽しい企画を考えたいと思います。ぜひご参加ください。
*当日の写真・感想文などは、近日中に「伊藤千尋さんの活動」欄にアップします。
12月10日更新
シネ・フロント創刊35周年第2弾
創刊の頃、日本に女性映画人で活躍していた人は何人もいなかったけど、今はほんとうにたくさんの女性たちが活躍しています。
次号は1月中旬に発行します。
福島第一原発の事故をうけて、いち早く完全な原発ゼロの方向を打ち出したドイツ。
そのドイツの「原発」問題を扱った3本のドキュメンタリー映画を特集します。
日本で反原発のたたかいをつづけてきた人たちのインタビューを掲載する予定です。
伊藤千尋著『地球を活かす 市民が創る自然エネルギー』
ドイツ、イタリアをはじめ、世界の国々が原発から撤退し、
自然エネルギーに大きくシフトしている実態を紹介する伊藤千尋さんの新刊本です。
12月10日発行。詳しくは「伊藤千尋さんの活動」をご覧ください。
出版を記念して、1月7日(土)「新春講演会」を開催します。ぜひご参加ください。
10月15日更新
シネ・フロント創刊35周年! 第379号を発行
シネ・フロントは今年8月、創刊35周年を迎えました。大震災・原発事故という現実の中で、この35年を振りかえってみると、
日本の映画人は戦争や核・原発の危険性をいち早く伝える作品を撮ってきていたことを改めて実感しました。
また、98歳の現役映画監督・新藤兼人監督のロングインタビューと初日舞台あいさつでの発言を掲載しました。圧巻です。
次号は11月上旬に発行します。
創刊35周年企画第2弾として、おおらかで、したたかで、軽やかに表現活動をすすめる松井久子、羽田澄子、古居みずえ、坂田雅子ら
女性監督をとりあげます。お楽しみに!
「被災地に映画をとどける」活動について
379号で報告する予定だった「被災地に映画をとどける」活動については、次号で、誌面を充分にとって報告したいと思います。
支援金が各地から届いています。息の長い取り組みになるかと思います。こんごも支援金へのご協力をよろしくお願いします。
9・19「さようなら原発・5万人集会」に行ってきました。
6万人もの人が集まりました。福島県からは1000名もの方が参加。大江健三郎さん、内橋克人さん、落合恵子さん、澤地久枝さんら
呼びかけ人につづいて、ドイツのフーベルト・ヴァイガーさん、脱原発活動を続ける俳優の山本太郎さん、
そして最後に、福島を代表して武藤類子さんが発言しました。
伊藤千尋著『地球を活かす 市民が創る自然エネルギー』
ドイツ、イタリアをはじめ、世界の国々が原発から撤退し、自然エネルギーに大きくシフトしている実態を紹介する伊藤千尋さんの新刊本です。
11月下旬発行予定。
7月25日更新
シネ・フロント第378号を発行
たいへんお待たせしました。シネ・フロント第378号を発行しました。
特集は、イラク戦争のなか、湾岸戦争で徴兵され行方不明となった息子を探す母親とその孫の旅を描いた『バビロンの陽光』です。
2004年にイラクで人質となった後も支援活動をつづける高遠菜穂子さんのロングインタビューを掲載しました。
イラクと「フクシマ」が重なり合い、その深刻さに胸が痛みます。
妻であり、お互いクリエイティウ゛な仕事をする同志でもある草刈民代さんへの愛あふれる映画『ダンシング・チャップリン』の周防正行監督、
被災地宮城県などで撮影した『エクレール・お菓子放浪記』の近藤明男監督のインタビューも掲載しています。
次号は、新藤兼人監督『一枚のハガキ』、22年前に製作された原発映画『あしたが消える』の2作品を特集します。
再び、「映画の灯を消さない!被災地に映画を届けるための支援金」のお願い
映画センター全国連絡会議・映画鑑賞団体全国連絡会議の連名で、「映画の灯を消さない! 被災地でのボランティア上映会のための支援金」
への協力が呼びかけられています。
これに応え、シネ・フロント編集部として読者のみなさんに「映画の灯を消さない・被災地に映画を届けるための支援金」への協力を呼びかけ
たところ、7月21日現在、108名を超える方から618,900円の支援金が届いています。このなかには、映画監督、映画評論家、元プロデューサー
などたくさんの映画人からもご協力をいただきました。
ご協力いただいたみなさん、ほんとうにありがとうございました。寄せられた支援金のほとんどをすでに映画センター全国連絡会議にお送りし、
被災地各地でのボランティア上映会に活用されています。
また、シネ・フロント編集部としても「被災地に映画をとどける会」を立ちあげ、独自に上映会の取り組みを開始しました。その第1回目として、
6月25日に福島県いわき市において行なわれた「映画『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』の上映と山田洋次監督のお話」のお手伝いをさせていただきました。
「イベント情報欄」にいわき市での取り組みを簡単に報告しましたが、詳しくは次号(第379号)でご報告します。
*引きつづき「支援金」へのご協力をお願いします。ご協力いただける方は、最寄りの郵便局より、郵便振替で「支援金」と明記してご入金ください。
振替用紙の通信欄にメッセージやご意見もお寄せいただければ幸いです。
<郵便振替口座>
口座番号:00170・5・15723
加入者名:シネ・フロント社
支援金に協力してくださったみなさんより
わずかですが、素晴らしい映画を提供するお役に立てればと思います。地震発生時、奇しくも『ミツバチの羽音と地球の回転』を観ていました。
映画は中断。自宅まで3時間歩いて帰りました。そのときのタクシー代のつもりでカンパします。(東京町田市・女性)
東北・関東の映画センターの皆様、心よりお見舞い申し上げます。屈せず人々の心に映画によって灯火をともしつづけてください。
こんごの例会会場で募金に取り組みます。(阿南で映画をみよう会)
映画の灯を消さないでください。私も全く同じことを思っていました。(三重郡・女性)
わずかですが、映画の灯を消さないために役立てていただけると嬉しいです。(福山市・女性)
映画の灯が生きる希望の灯に! ほんの少しでも気持ちをお届けしたいです。(栃木県さくら市・女性)
今こそ被災した人々に文化を届けよう! 山本駿・洋子
貧者の一灯を献じます。「戦災も震災も消せぬ映画の灯」(横浜市・男性)
困難なときこそ、映画の力が必要だと思います。スクリーンの中の人々は共に泣き、共に笑ってくれるでしょう。
ほんの少しですが送ります。(文京区・女性)
一人でも多くの被災者に映画を届けてください。体に気をつけて活動、よろしくお願いします。(さいたま市・女性)
今回の東北地方の震災と原発事故に遭われた方々の心を慰め、再起への力となるように映画をお届けしようという企画、大いに賛成です。
僅かながら、その一助になりますように。(尼崎市・男性)
被災された人たちの心が少しでも癒されれば嬉しいです。(福井県三方上中郡・男性)
少しでもお役に立てればと思っています。(練馬区・女性)
「男はつらいよ」を、是非、被災地で上映してください。(横浜市・男性)
「映画の灯を消すことはできない」まさにそのとおりです。文化の力こそ、人間に勇気を与えます。(府中市・女性)
少しですが被災地で映画上映会が実現するよう、心から願っています。余震がつづきます。お気をつけてください。(世田谷区・女性)
映画センターならではの素晴らしい取り組みだと思います。少額ですがお役立てください。一日も早い実現を!(大阪府河内長野市・男性)
映画の力で被災地の皆様が元気になるように祈っております。がんばれ映画人! (諏訪市・女性)
心の支援物資になるような、いい映画を届けてください。被災された人々と共に笑顔になりたいです。(長崎市・男性)
ボランティアに行かれる方、ご苦労さまです。多くの方に映画を届けてきてください。気をつけて行ってきてください。(世田谷区・女性)
少しですがお役に立ててください。同じ東北人として、ナゼ!ナゼ!の思いがいっぱいです。(山形県天童市・女性)
「映画は大きな力をもっている」私も同感です。映画に感動し、日々のエネルギーをもらっている人間として被災した人々に映画を届けるための
運動に協力します。(東京都羽生市・女性)
法律事務所の所員13名からのカンパです。(長野県岡谷市・信州しらかば法律事務所・毛利正道)
映画館で見る映画を愛する者として、心から応援しています。がんばりすぎずに、ユーモアをもって…と祈っています。(青森県むつ市・男性)
衣・食・住が生きていく上で欠かせないものです。同じように「文化・芸術」も人として生きていく上で欠かすことのできない心の「糧」です。
被災地のみなさんが、一日も早くもとの生活にもどれますように…。(川口市・男性)
映画の楽しさを伝える仕事に、少しですがお役立てください。(中野区・女性)
被災された方々に「男はつらいよ」を届けてください。寅さんなら苦しい避難所生活を続けているみなさんを、きっと励ましてくれると思います。
お願いします。(千葉県松戸市・男性)
6月22日更新
シネ・フロント378号は7月上旬に発行します。もうしばらくお待ちください。
6月25日(土)、山田洋次さんが、地震、津波、原発事故にみまわれた被災地、福島県いわき市を緊急訪問することになりました。
詳しくは「イベント情報」欄をご覧ください。
ホームページを新しくしました。
こんごは、より一層、充実した内容でお送りします。お楽しみに!
この「編集部より」で、読者の皆さんの感想・ご意見なども紹介していきたいと思います。大いに投稿してください。
投稿アドレス:info@cine-front.co.jp
シネ・フロント第378号
6月中旬に発行します。もうしばらくお待ちください。
特集は、イラク映画『バビロンの陽光』(高遠菜穂子さん・アルダラジー監督インタビュー)。この作品をとおして、
イラク戦争、日本とアメリカ、福島原発事故を考えたいと思います。
ほかに『ダンシング・チャップリン』の周防正行監督、『エクレール・お菓子放浪記』の近藤明男監督インタビューなど。
ペルー映画『悲しみのミルク』に関連して、伊藤千尋さんが8ページにわたる文章を書いてくれました。
「映画を被災地に届けるための支援募金」
編集部では4月より、以下のような取り組みをすすめています。
ぜひ、ご協力ください。
すでに80名余りの方から55万円ほど寄せられ、すでに被災地での映画上映会に活用されています。
「映画の灯を消さない・被災地に映画を届ける」ための支援金のお願い
3月11日に発生した大震災と原発事故、みなさんは大丈夫だったでしょうか?
ご家族、親戚、友人の方は大丈夫でしたか?
東京は震度5でしたが、これまでに経験したことのない揺れで、ほんとうに怖い思いをしました。
シネ・フロント編集部が入居しているビルは、安普請のうえ、本や資料を山積みしていたため資料が部屋中に散乱、壁が一部はがれてしまいました。
でも、その程度で済みました。日々伝えられる被害状況、原発事故の深刻さに胸がしめつけられる思いです。
被災された方に、こころよりお見舞いを申しあげます。
今、映画センター全国連絡会議・映画鑑賞団体全国連絡会議の連名で、
別紙のように「被災地でのボランティア上映会のための義援金」への協力が呼びかけられています。
これに応え、編集部として読者のみなさんに「映画の灯を消さない・被災地に映画を届けるための義援金」への協力を呼びかけたいと思います。
避難所で、被災した子どもたちが『となりのトトロ』の主題歌を、ほんとうに楽しそうに歌っている姿がテレビに映し出されていました。
山田洋次監督は、3月19日付朝日新聞で、95年の阪神淡路大震災で被災した神戸長田区で『男はつらいよ』を撮影することになった経緯を、
次のように語っています。
僕は、あんな無責任な男の映画を被災地で撮るなんて、とんでもないことだと思い、最初はお断わりしたんです。
でも訪ねてきてくれた長田の人たちが、口々に、こうおっしゃるんです。
「私たちが今ほしいのは、同情ではない。頑張れという応援でも、しっかりしろという叱咤でもありません。
そばにいて一緒に泣いてくれる、そして時々おもしろいことを言って笑わせてくれる、そういう人です。だから寅さんに来てほしいのです」。
映画は、大きな力をもっていると思います。被災された人たちの気持ちに寄り添い、生きる勇気を、喜びを、きっと与えてくれることでしょう。
少しでも結構です。映画の灯を消さないために、被災した人びとに映画を届けるために、ぜひともみなさんのご協力をお願いします。
2011年4月7日 シネ・フロント編集部
*ご協力いただける方は、最寄りの郵便局から、郵便振替用紙をご利用の上、「支援金」と明記してご入金ください。
メッセージやご意見もお寄せいただければ幸いです。
<郵便振替口座>00170−5−15723/加入者名:シネ・フロント社